「入院するときに保証人がいなかったら」「自分で手続きができなくなったら」と不安になる方は少なくありません。身元保証人がいないことだけを理由に、医療機関が診療を拒むことはできません。また、介護保険施設も、正当な理由なくサービス提供を拒むことはできず、保証人がいないことのみを理由とする拒否は不適切とされています。

ただし、緊急連絡、費用の支払い、退院後の生活、死後の手続きなど、支援が必要になる場面はあります。元気なうちに希望を整理し、相談先を知っておくことが安心につながります。

まず相談先と連絡先を整理する

地域包括支援センターや社会福祉協議会では、生活上の困りごとや利用できる制度について相談できます。かかりつけ医、緊急連絡を頼みたい人、利用中のサービス、服薬情報なども一覧にしておくと、必要なときに説明しやすくなります。

エンディングノートには、医療や介護に関する希望、連絡してほしい人、財産や契約の概要などを記録できます。ただし、書くだけで全てに法的効力が生じるわけではありません。重要な契約や遺言は、専門家に相談しましょう。

制度ごとに支援できる範囲が異なる

日常生活自立支援事業は、判断能力が不十分でも、事業の契約内容を理解できる人を対象に、福祉サービスの利用援助や日常的な金銭管理などを行います。一般的な身元保証を引き受ける制度ではありません。

成年後見制度は、判断能力が不十分な人の財産管理や契約を法的に支える制度です。将来に備える任意後見契約は、判断能力が十分なうちに、公正証書で結ぶ必要があります。成年後見人が身元保証や医療同意をすべて代行できるわけではないため、必要な支援を分けて準備することが大切です。

民間の高齢者等終身サポート事業を検討する場合は、料金、解約条件、預託金の管理、提供範囲を確認し、急いで契約せず、地域包括支援センターや消費生活センターにも相談しましょう。

STARTWELLで日々の健康を振り返る

制度の準備とともに、日常の健康管理を続けることも大切です。STARTWELLでは、歩数・安静時心拍数・睡眠を可視化し、レポートと定期訪問で日々の傾向を振り返ります。

診断や緊急対応を行うサービスではありませんが、自分の生活を見直し、人と話す機会を持つための一つの選択肢です。気になる症状がある場合は、データだけで判断せず、医療機関へ相談してください。

まとめ

身元保証人がいなくても、すぐに医療や介護を受けられなくなるわけではありません。相談先、連絡先、意思の記録、公的制度や民間サービスの役割を元気なうちに整理しましょう。STARTWELLによる健康の可視化・レポート・定期訪問も、毎日の健康管理と人との接点を保つために活用できます。

※STARTWELLは、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、医師などの専門家による診断や助言に代わるものではありません。


ナースアンドクラフト株式会社 広島県呉市大崎下島を拠点に、訪問看護・予防医療・デジタルヘルスを組み合わせた地域医療インフラの構築に取り組んでいます。 2026年 ASEANハイレベル会合登壇|2024年 アジア健康長寿イノベーション賞 テクノロジー&イノベーション部門 大賞受賞

日常生活と医療・介護の隙間を埋めるDX

フレイル予防・高齢者見守りにSTARTWELLを活用することにご関心がある方は、お気軽にお問い合わせください。導入事例のご紹介や、地域の状況に合わせたご提案が可能です。

関連記事

  • おすすめ記事
TOP