認知症は誰にとっても身近な可能性があります。厚生労働省の「攻めの予防医療」では、科学的知見に基づく予防・健康づくりとともに、早期の相談や診断後の支援、社会参加につなぐ体制づくりが重視されています。
「予防」を正しく捉える
認知症の予防は、発症を確実に防ぐことを意味しません。運動、生活習慣病の管理、社会参加などを通じて発症や進行のリスクを減らしたり、遅らせたりする考え方です。認知症になった後も、本人が希望を持って地域で暮らせる環境を整える視点が欠かせません。
自治体に求められる地域の仕組み
通いの場や地域活動を充実させるほか、気になる変化があったときに相談できる窓口を周知します。認知症の疑いを地域だけで判断するのではなく、必要に応じてかかりつけ医や認知症疾患医療センターなどにつなぎ、その後の生活支援まで切れ目なく支えることが重要です。
STARTWELLで日常の傾向を振り返る
STARTWELLでは、歩数・安静時心拍数・睡眠を可視化し、レポートとスタッフの定期訪問を通じて普段の様子を振り返れます。これらのデータだけで認知症を判断することはできませんが、活動や睡眠の変化について本人や家族が話し合い、必要に応じて相談するきっかけになります。
まとめ
地域の認知症施策では、リスク低減だけでなく、早期相談と診断後支援、社会参加を一体で考える必要があります。STARTWELLは診断を行うものではありませんが、データと定期訪問によって日常を振り返る接点をつくり、地域の支援体制を補完します。
※STARTWELLは、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、医師などの専門家による診断や助言に代わるものではありません。
ナースアンドクラフト株式会社 広島県呉市大崎下島を拠点に、訪問看護・予防医療・デジタルヘルスを組み合わせた地域医療インフラの構築に取り組んでいます。 2026年 ASEANハイレベル会合登壇|2024年 アジア健康長寿イノベーション賞 テクノロジー&イノベーション部門 大賞受賞