旅行中の体調不良は「準備不足」が原因のことが多い
楽しみにしていた旅行で体調を崩してしまう──そんな経験をした方や、「旅先で倒れたらどうしよう」という不安を持ちながら旅行に行っている方は少なくありません。
旅行中の体調不良は、十分に準備していても起こることがあります。一方、持病や薬、移動時間、行き先の気候などを事前に確認することで、減らせるリスクもあります。無理のない計画と、体調を崩した場合の受診方法を整えておきましょう。
旅行前にやっておきたい健康の備え
主治医・かかりつけ医への相談として、旅行前に持病の状態を確認し、旅行に問題がないか相談しましょう。薬が旅行期間中に足りるか、旅先での緊急受診が必要になった場合の対応も確認しておくと安心です。
国内旅行では、お薬手帳や薬の一覧、マイナ保険証または資格確認書、緊急連絡先を携帯しましょう。海外ではマイナ保険証は利用できないため、病名、薬の一般名・量、アレルギー等を英語や現地語で説明できる資料、旅行保険、現地の受診先などを確認してください。
日頃の血圧・脈拍・体温などを把握しておくと、旅行中の変化を医療者へ説明する際の参考になります。ただし、数値だけで異常の有無や受診の必要性を自己判断することはできません。症状がある場合は現地の医療機関へ相談してください。
旅行中に気をつけたいポイント
水分補給を意識的に行うこととして、移動・観光・温泉など旅行中は水分が失われやすいため、意識的にこまめな水分補給が必要です。
特に暑い時期は、高齢者の熱中症リスクが高まります。暑い時間帯の外出を避け、日陰や冷房のある場所で休み、こまめに水分を取りましょう。ただし、心不全や腎不全などで水分・塩分について指示を受けている方は、主治医の指示を優先してください。
休憩を多めに取ることとして、「せっかく来たのだから」と無理をしがちですが、疲れが蓄積すると翌日以降に影響します。行程に余裕を持ち、座れる場所でこまめに休憩することが、旅行全体を楽しむコツです。
まとめ
事前準備によって減らせるリスクはありますが、すべての体調不良を防げるわけではありません。持病、行き先、気候、移動手段、活動内容に合わせて備えましょう。主治医への相談・お薬手帳の携帯・日頃の健康基準値の把握・旅行中の水分補給と適度な休憩を組み合わせることで、旅行を最後まで楽しむための体制が整います。
※STARTWELLは、病気の治療・予防を目的とするものではありません。
ナースアンドクラフト株式会社 広島県呉市大崎下島を拠点に、訪問看護・予防医療・デジタルヘルスを組み合わせた地域医療インフラの構築に取り組んでいます。 2026年 ASEANハイレベル会合登壇|2024年 アジア健康長寿イノベーション賞 テクノロジー&イノベーション部門 大賞受賞