スマートウォッチは高齢者にも使えるのか
「スマートウォッチは若い人向けでは?」という印象を持つ方もいるかもしれません。しかし実際には、シンプルな操作で継続的に健康データを記録できるスマートウォッチは、高齢者の健康管理においてこそ価値を発揮する可能性があります。
装着しているだけで自動的にデータが記録されるため、スマートフォンやパソコンを使い慣れていない方でも、日常的な健康モニタリングを続けられるのが最大の特徴です。
高齢者がウェアラブルを使うメリット
継続的な健康データの記録として、歩数・消費カロリー・睡眠時間・安静時心拍数などを毎日自動記録します。年1回の健康診断ではわからない「日常の変化」を、数週間・数ヶ月の傾向として把握できます。
活動量の可視化と動機づけとして、「今日はまだ3,000歩しか歩いていない」とデバイスが教えてくれることが、外出・運動のきっかけになります。数値の変化が目に見えることで、健康行動の継続を後押しします。
家族・支援者との情報共有として、スマートウォッチのデータをアプリで家族と共有する機能を持つデバイスもあります。「最近歩数が減っている」という変化を、離れて暮らす家族や支援スタッフが把握することで、早期対応につなげることができます。
高齢者向けスマートウォッチの選び方
操作のシンプルさとして、多機能すぎるデバイスは使いこなせないことが多いです。必要な機能に絞って、操作が直感的でわかりやすいものを選ぶことが継続の鍵です。
充電の手間として、充電頻度が少ないもの(数日〜1週間程度で一度の充電)が高齢者には使いやすいです。充電を忘れてしまうと見守りの空白が生まれます。
防水性として、入浴・洗い物の際に外す手間を省くため、防水性能があるものが適しています。
文字の見やすさとして、画面の文字・アイコンが大きく見やすいものが、視力が低下した高齢者には使いやすいです。
STARTWELLでのスマートウォッチ活用
ナースアンドクラフト株式会社のSTARTWELL(スタートウェル)では、スマートウォッチを活用した生活データのモニタリングを実践しています。装着が簡単で防水性があり、充電も1週間に一度で済むデバイスは、高齢者が継続的に使いやすいデバイスとして推奨しています。
デバイスの提供・初期設定・使い方のサポートを専門スタッフが行うことで、デジタルに不慣れな方でも継続できる体制を整えています。
まとめ
スマートウォッチは、高齢者の日常的な健康管理に新たな可能性をもたらしています。選び方のポイントを押さえ、専門家のサポートと組み合わせることで、継続的な健康モニタリングの仕組みをつくることができます。
※STARTWELLは、病気の治療・予防を目的とするものではありません。
ナースアンドクラフト株式会社 広島県呉市大崎下島を拠点に、訪問看護・予防医療・デジタルヘルスを組み合わせた地域医療インフラの構築に取り組んでいます。 2026年 ASEANハイレベル会合登壇|2024年 アジア健康長寿イノベーション賞 テクノロジー&イノベーション部門 大賞受賞