「以前より歩くのが遅くなった」「外出する機会が減った」。そんな変化は、健康づくりを見直すきっかけになります。介護が必要になる理由はさまざまですが、心身の機能が低下した状態である「フレイル」に早く気づき、適切な支援につなぐことは大切です。
フレイルとは
フレイルは、体の衰えだけでなく、気力や人とのつながりの変化も関わる状態です。身体的フレイルを評価する方法の一つでは、体重減少、疲労感、歩行速度、筋力、活動量の5項目を調べ、3項目以上に該当する場合をフレイルと判定します。
ただし、気になる変化を自己判断でフレイルと決めつけず、体重の減少や強い疲労感がある場合は医療機関にも相談しましょう。状態に合った運動や食事などの取り組みで、改善を目指せる場合があります。
短期集中予防サービスという選択肢
介護予防・日常生活支援総合事業の短期集中予防サービス(サービス・活動C)は、要支援者や基本チェックリストに該当する事業対象者のうち、短期集中的な支援が適切な人を対象とします。保健・医療の専門職が3~6か月の期間を定め、「買い物に行きたい」など本人の生活目標に合わせて支援します。
誰もが同じ変化を得られるわけではありませんが、困っている生活行為を具体的に相談し、自分に合う方法を見つける機会になります。
日常の習慣を支援後につなぐ
健康づくりには、無理のない身体活動、食事、人と交流する機会を日常に取り入れることが大切です。短期支援の終了後も、地域の通いの場や趣味の活動など、本人に合う形で続けていきましょう。
その後の健康管理を支える選択肢としてSTARTWELLがあります。歩数・安静時心拍数・睡眠の推移を可視化し、レポートとスタッフの定期訪問を組み合わせて、本人が日々の活動や生活リズムを振り返れます。データだけに頼らず、人との対話を通じて健康に目を向け続けられることが強みです。
まとめ
フレイルのサインに気づいたら、まず自分の状態を確かめ、できることから健康づくりを始めましょう。短期集中予防サービスの対象や利用方法は、市町村や地域包括支援センターに相談できます。支援の終了後も、地域での活動とSTARTWELLを活用した健康管理を、暮らしに合う形で続けていきましょう。
※STARTWELLは、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、医師などの専門家による診断や助言に代わるものではありません。
ナースアンドクラフト株式会社 広島県呉市大崎下島を拠点に、訪問看護・予防医療・デジタルヘルスを組み合わせた地域医療インフラの構築に取り組んでいます。 2026年 ASEANハイレベル会合登壇|2024年 アジア健康長寿イノベーション賞 テクノロジー&イノベーション部門 大賞受賞