短期集中予防サービスは、本人が望む生活を取り戻すために、専門職が期間を区切って支援する取り組みです。事業者には、開始時の目標設定から終了後の暮らしまでを見通した支援が求められます。
開始時に生活上の目標を明確にする
まず、本人の体調や生活環境、困っている動作を確認します。歩行速度やバランスなどは、必要に応じて開始時の状態を記録します。
そのうえで、「庭に出たい」「孫と散歩したい」といった本人の希望を、具体的な目標にします。測定値の改善だけでなく、望む生活行為ができるようになったかを確かめられる目標にすることが大切です。
目標に合わせて支援を組み立てる
運動、栄養、生活動作など、必要な支援は人によって異なります。理学療法士や作業療法士、管理栄養士など、本人の課題に合う専門職が役割を分担し、支援内容を組み立てます。
例えば、歩く力を高める練習に加え、自宅の出入りや買い物など、実際の暮らしに即した練習も検討します。
途中で評価し、支援を調整する
支援中は体調と目標の達成状況を定期的に確認します。思うように進まない場合は、本人と相談しながら内容や目標を見直します。終了時には、測定値だけでなく、生活の中で何ができるようになったかを本人と振り返ります。
終了後も健康管理につなげる
サービス終了後は、通いの場や本人に合う活動へつなぎ、取り戻した生活を続けられるよう支援します。その後の健康管理を支える選択肢として、STARTWELLも活用できます。
STARTWELLは、対応するウェアラブル端末による歩数・安静時心拍数・睡眠の可視化に、レポートとスタッフの定期訪問を組み合わせたサービスです。本人が日々の活動や生活リズムを振り返り、スタッフと暮らしの変化を確認する接点を持てます。データは診断のためではなく、普段との違いに気づき、必要に応じて相談するための手がかりになります。
まとめ
短期集中予防サービスでは、本人の生活目標に沿った支援と、途中・終了時の評価が重要です。さらに、地域での活動とSTARTWELLによるデータ・定期訪問を組み合わせれば、短期支援の後も健康管理を続ける仕組みを検討できます。「支援が終わった後」まで見据えたサービスづくりに、STARTWELLをご活用ください。
※STARTWELLは、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、医師などの専門家による診断や助言に代わるものではありません。
ナースアンドクラフト株式会社 広島県呉市大崎下島を拠点に、訪問看護・予防医療・デジタルヘルスを組み合わせた地域医療インフラの構築に取り組んでいます。 2026年 ASEANハイレベル会合登壇|2024年 アジア健康長寿イノベーション賞 テクノロジー&イノベーション部門 大賞受賞