人と会えるのが、いちばん楽しい。つながりがあるだけで安心できる。

ユーザーインタビュー(4)坂田一士様

公的な訪問看護サービスとあわせて、STARTWELLをご利用してくださっている坂田一士様は、サービスの価値だけでなく、地域で続いていくことへの期待も語ってくださいました。

年齢:89歳, 性別:男性, ご利用期間:約2年半

インタビュアー:Nurse&Craft 代表 深澤

―― サービスを利用する前、日常生活で不安に感じていたことはありましたか?

「病院で『心アミロイドーシス』と言われて、正直、どんな病気でどんな症状が出るのか、これからどうなるのかと非常に心配でした」

坂田さんは、病名への理解も十分でない中で、“この先どうなるんだろう”という見通しの立たなさに不安を抱えていたと話します。

「ふらついて倒れそうになったり、心不全を起こしたりすることもあって… いつ何が起きるか分からない感じがあって不安でしたね」

―― STARTWELLを知ったきっかけは?

「娘が医療関係の仕事で、関係者のつながりからSTARTWELLの存在を教えてもらったのがきっかけです」

介護保険サービスには枠がある一方、日常の安心やちょっとした相談のようなニーズは、制度だけでは埋めにくいことがあります。坂田さんは、そうした隙間を補う形でSTARTWELLを捉えていました。

―― サービス利用を決めた一番の理由は何でしたか?

「月1回、担当のスタッフさんと話ができれば、それだけでも安心で嬉しい。つながっている感じがあるからね。結局、『人と会う』のが一番楽しいよ」

体験利用から入り、自然な流れで継続利用へ。坂田さんにとって大きかったのは、医療やデータ以前に “人とつながっている”という感覚 でした。

―― 日々の中で「これはいい」「助かっている」と感じる点は?

「やっぱり、つながっていること。何かあれば連絡が来る。相談もできる。それが安心です」

加えて、スマホの使いやすさも重要だと話します。

「以前に、使いやすいスマホを紹介してくれた。操作がわかりやすいのも大事」

高齢者の健康管理サービスでは、機能の多さよりも “見やすさ・わかりやすさ” が継続の鍵になります。坂田さんの言葉は、その本質を示しています。

―― 利用してから、生活や行動に変化はありましたか?

「担当のスタッフさんから言われたことはよう聞こうと思うから、外に出ることも増えたかな」

坂田さんは、地域活動の“100歳体操”や“ハーモニカ演奏”など、人と会う場に参加するようになったといいます。

「ハーモニカは、いろんなところで演奏したい。練習もせんといけんしね。寒い時期は休んでたけど、また再開します」

“目的がある外出”が、運動や交流につながっていく。STARTWELLの関わりが、そうした前向きな循環を支えている様子が伝わってきます。

―― 最後に、これを読んでくれている方へ一言お願いします。

「一回やってみてください。会うきっかけがない時代になったけど、月1回でも人と話せるのは違う。それに、こういうサービスは続いてほしい。私も長く続けたいと思ってます」

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