「何かあった時に相談できる」という安心感が、日々の暮らしを支えてくれています。

ユーザーインタビュー(3)長谷川知子様(仮名)

瀬戸内の島で暮らす長谷川知子様(仮名)は、STARTWELLを長期にわたってご利用くださっているユーザーのお一人です。ご主人を看取られたご経験や、日々の健康管理、そしてサービスへの率直な想いについて、お話を伺いました。

年齢:73歳, 性別:女性, ご利用期間:約3年半

インタビュアー:Nurse&Craft 代表 深澤

―― サービスを利用する前、日常生活で不安に感じていたことはありましたか?

「当時はまだ主人も元気で、一緒に出かけることも多かったので、強い不安があったわけではありません。ただ、少しずつ外出の機会が減っていく中で、将来のことは考えるようになっていましたね」

―― STARTWELLを知ったきっかけを教えてください。

「知人の紹介と、実証実験のお話がきっかけでした。『こういう仕組みがこの地域にも根付いたらいいな』とずっと思っていたんです。それで、『一度使ってみよう』と思ったんです」

島嶼部では、医療機関へのアクセスや移動手段が限られることも少なくありません。故に、病気や介護が必要になる前から支える予防医療の仕組みが地域にあることの大切さを長谷川様は語ります。

―― 3年半ご利用されて、特に印象に残っていることはありますか?

「やっぱり、主人が亡くなった日のことですね。夜中に病院から連絡があって、急変だったんです。その日は、私の心拍数などのデータが急に大きく変動していたと聞きました」

スマートウォッチで日々のデータを記録していたことで、ご自身の体調や心身の変化が“見える化”されていたことを、後から実感されたそうです。

「普段は意識していなくても、体は正直なんだなと思いました」

―― スマートウォッチやデータ管理について、良いと感じている点はありますか?

「今日どれくらい歩いたか、どんな体調かが数字で分かるのはいいですね。少し調子が悪いときは、データにも表れますし、『今日は無理しないでおこう』と判断できます」

「グラフで見られるので、変わりなく過ごせているかどうかもわかりやすいです。体調管理の目安になりますね」

STARTWELLの特徴である日々の健康データの可視化は、無理のない行動調整や安心感のある生活リズムづくりに役立っているようです。

―― サービスを利用してから、生活や気持ちに変化はありましたか?

「生活自体が大きく変わったわけではありませんが、毎月、担当のスタッフさんが来てくれるというのは、やっぱり安心感がありますね。いろいろなお話もできますし、元気をもらっています」

島での暮らしは、どうしても人と話す機会が限られがちです。

“誰かが定期的に様子を見に来てくれる”という仕組みそのものが、心の支えになっているといいます。

―― これからサービスに期待することはありますか?

「病気や介護が必要になる前の段階で、こういうサービスがもっと広まるといいなと思います。具合が悪くなってからでは、なかなか新しいことを始める余裕もなくなりますから」

“予防医療”の大切さを、ご自身の経験から実感されている言葉でした。

―― 最後に、これを読んでくれている方へ一言お願いします。

「とても気軽に相談できます。いきなり介護や福祉の窓口に行くのは、少しハードルが高いと感じる方も多いと思います。『どうしようかな…』と思ったときに話を聞いてくれる人がいる。それだけで、ずいぶんと違いますよ」

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