毎日の健康データと頼れる専門職のおかげで、一人暮らしに自信が持てた。だから、みんなに知ってほしい。

ユーザーインタビュー(1)梶本道子様

長期利用者の一人で、地域活動の中心で活躍する梶本道子様は、絵手紙、体操、パソコン教室、お花、整体など、日常の予定も充実しています。いつも地域の中心にいるからこそ、みんなにこのサービスを知ってほしいと願います。

年齢:86歳, 性別:女性, ご利用期間:約4年半

インタビュアー:Nurse&Craft 代表 深澤

―― サービスを使う前、日常生活で不安に感じていたことはありましたか?

「これ(STARTWELL)がなかったら、また近所の人に迷惑をかけるんじゃないかと、毎日不安だったよ」

梶本さんが口にしたのは、体の不調そのもの以上に、“一人で暮らし続けること”への不安でした。

近所付き合いや買い物はできる。しかし、「もし倒れたら」「誰かに迷惑をかけたら」という気持ちが、心の奥に残っていたといいます。

―― なぜそのような不安を感じていたのですか?

「あるとき帯状疱疹ができて。しかも、目が回って吐き気もしてね。家に鍵をかけてるから、自分が外に出ないと助けも呼べない」

日曜日の朝、体調が急激に悪化。外に出ることすらむずかしい状況の中で、偶然にも近所の若いご夫婦が気づいて、救急車を呼んでくれたそうです。

「一緒に行ってくれて、本当によかった。1週間は何も食べられなかったし、痛みも止まらなかった」

“人に迷惑をかけたくない”という気持ちが、さらに強くなった出来事でした。

―― STARTWELLを知ったきっかけは?

「おたくの訪問看護師さんが、私もよくお世話に行っている近所の家に来てて。それがちょうど実証実験をやろうとしているときで、モニターにと誘ってくれたんです」

地域で困っている人を支える立場でもあった梶本さん。支援の現場を知るからこそ、“こういう仕組みがあると助かる人がいる”と感じていたそうです。

「テレビで『スマートウォッチは便利でいいよ』って言ってるのを見てね。それで興味が湧いて、試してみようと考えてたところだったんです」

きっかけはテレビ番組。しかし、続けられた理由は明確です。

“毎日のデータ”があることで、自分の状態を把握できる。そして、必要なときは専門職が見てくれる。その安心感が継続につながっています。

―― STARTWELLを使うようになって、変化はありましたか?

「レポートで歩数が平均より少ない日がわかる。担当のスタッフさんが『まずは5000歩くらい目指しましょう』と明るく言ってくれるので、それが励みになる」

健康データは、ただ“測る”ためではなく、気持ちを前向きにするスイッチにもなる。そして、“続けられる設計”が、行動変容につながっています。

「グランドゴルフをやった日は8000歩くらい。家の中にいるときより、頭も使う」

梶本さんはグランドゴルフも楽しんでおり、昔に比べて運動量が増えている実感もあるそうです。

「自信が出てくるんですよ。担当のスタッフさんがいるという安心感があるから」

半年に1回の検査(血液・心電図など)も、データと合わせて確認できることが嬉しいと言います。

「担当のスタッフさんがデータを見て、『悪いところはないですね』って言ってくれたら、ますます元気が出る。自分が見てもわからないけど、専門の人が見てくれるから、『この生活のままでいいんだ』って思えます」

―― これからサービスに期待することはありますか?

「地域には、このサービスを知らない人がたくさんいるでしょ。これが地域にもっと根付いてほしいから、説明会みたいなのを何回でもしたらいいんじゃないかと思って。知ってもらうのが大事」

“良いものほど、知られていない”。地域での情報伝達のむずかしさをよく知る梶本さんだからこそ、広げ方にも具体的な提案がありました。

―― 最後に、これを読んでくれている方へ一言お願いします。

「毎日スマートウォッチを身につけているだけで安心。担当のスタッフさんと相談しながら長生きして、一人で家で暮らし続けられるように頑張りたい。だから、みんなもそうなってほしい。楽しみがあると元気になるしね」

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